どんな私でも受け入れてくれる場所

■ 50代からの資産や雑記

数日間、旅に出ていました。
それは父の里です。
気が付けば、もう15年以上も行ってなかったようで、時の早さに驚きます。

そして本当に親戚の皆さんが温かく迎えてくれて、本当に本当に優しくて、私はうれし泣きなどする人間ではないのですが、涙が出てしまいました。

親戚全員が優秀ですし、私は大変落ちこぼれなので、とても自信がありませんでした。従兄弟達が活発に交流をしていても、なんだか私なんかが関わっていいのだろうかと遠慮することも多かったです。

結婚して可愛い子供や孫までもいて、色々ありながらも幸せな親戚達。そこに私を、我が子同然に接して頂ける場所。
そんな場所は普通は無いです。

ここの近所で育っていれば、たくさんの愛情に囲まれて心が強く育っただろうと思います。

それでもなかなか会えない親戚達ですが、よく考えてみたら、私が、どんなにどん底に落ちても犯罪などに走らず真っ直ぐ進めたのは、やはり子供の頃にも父の里で祖母達に優しくされたことを覚えているからだと思います。
そして少ししか会えなかったけど、祖母のことが大好きで尊敬していました。
あの優しさにふれたことに感謝しかありません。

父の里はとても田舎にあるので、山々や川の水に癒やされ幸せな数日間でした。

そしてそこにもいた野良猫。雪が降る中、一生懸命生きる姿。
親戚の優しさの中で、ふとその子達をみると、私はどうか自分の幸せよりもあの子達が幸せに過ごせるように祈るしかありません。

どうか穏やかな一年になりますように。