一番怖いのは勝った時

■ FX依存で失われた13年

私は小心者でしょうから、どんな時も勝った時がとても怖いです。
そしてFX依存症の私が気付いたことがあります。
FXで利益が出ている時、それこそが地獄の始まりということに、今回やっと気付きました。

いえ今までも、そういった記事を読んだことがあるのに、勝った時の方が危険という意味が全く理解出来ていませんでした。
普通なら負けた時が地獄だと思っていました。

でも半年ほどFXをやらない時期があり、そしてスリップをしてしまったのですが、その時に勝てば勝つほど、もっと勝てる、このチャンスを逃したくない。と、徹夜をしてしまいました。
そうすれば、次の日の本業や生活に影響を与えるのは当たり前です。
睡眠不足でどんどん体力や精神がそぎ取られてしまい、今まで勝っていた分が今度はどんどん負けて行きます。
そんなはずない、勝てる実力はあるのだから、このまま続けていたら勝てるはず。
それが上がるか下がるかの2択しかないギャンブルにその自信は全く意味がないのに、勝ってしまうと、なぞの自信になっていて、そしていつこのFXを辞めたら良いのか分からなくなります。

だからギャンブルそのものが、もう訳分からなくしてしまうのです。
それならば最初から、手を出さない方がいい。

ギャンブルで負けたお金を取り返すことも出来ない。
そして生活費の足しにもならない。

分かっているのに、勝った記憶があると脳みそがおかしくなって、馬鹿馬鹿しい行動をしてしまう。
一生懸命働こう。
そして、とりあえず寝る。
馬鹿な私がごちゃごちゃ考えるより、働いて寝る。これが一番良いです。