負け脳の人生

■ 50代からの資産や雑記

負け脳という表現が正しいのか分かりませんが、小さな頃から私にも追い風が吹いて良いことが起こりそうな時があります。
そうすると、そういう事に慣れてない私は、わざと負けるように自分で行動をしてしまいます。

小さな頃から私は運動神経はまあまあ良かったのですが、子供同士で卓球対決で私が勝った時は、母が相手選手に本当にごめんなさいと謝って、相手選手が可愛そうだとずっと私に話すのです。
あとはマラソン大会でゴール近くで友達がこけてしまい私が追い抜くと、母が私がわざと友達をこけさせたのではないかと言って、母が友達の所に走って行き母が謝りに行きます。
(謝りに行った母に、何をしているのかと父は怒っていましたが)

母の行動が恥ずかしくて、私は人に勝つことが嫌な気持ちになってしまいました。
母は私が落ちこぼれになると安心するようで、テストが0点でも何も言われることはありませんでした。
どういう心理なのでしょうか。
母は私をライバル意識して見ていたような気もします。
父が私をかわいがると激しい嫉妬をしてきます。
だから私が運動や勉強で活躍すると嫉妬をしていたのでしょうか。
もうめちゃめちゃな面倒な母です。

社会人になれば母から解放されて、会社では優秀な成績を取れるようになりましたが、40代を超えた頃から、また子供の時の負け脳がよみがえって来て勝ちそうな場面が来ると、力が抜けてしまいズルズル負けてしまいます。

私が勝つ人生なんて送ってよいのだろうか。
いつも困った生活をしていた方が自分に合っているのではないか。
自分が勝ちそうになると母が飛んで来て邪魔をしてそうな気持ちになり、負け脳がよみがえってきます。

そういう意味では毒母に育てられて、乗り越えることは出来なかったのですね。