物にあふれている家

■ 50代からの資産や雑記

伯母との生活も落ち着いては来ましたが、それでも日々ストレスを感じることはあります。
ストレスの一つは物の多さです。

さすがにカビだらけの腐れた食べ物は、伯母の許可なく捨てまくりました。
醤油や油など20年位前のものがあり、保存状態も悪く底から漏れていたりして床までベタベタでした。
割れたお皿も、多分どこに捨てたらいいのか分からなかったのか、たくさん食器棚にあったので捨てました。
(最初は、危険で壊れた物でも捨てることに伯母は怒っていましたが)

しかしこんなに物にあふれていても、一個でも物の場所を移動したら伯母は覚えているのか、毎回あれはどこに置いたの?と言った感じで、すごい剣幕で怒ります。

リビングを見渡すと、ごちゃごちゃして色もまとまりなく、全く使わない食器棚も3つほどあり、地震が来ないように願う日々です。
そして壁もすごい事になっています。穴やボンドのあとがたくさんあります。
絵を額縁に入れて、伯母が悪友に頼んでコンクリートの壁に釘を無理矢理打ってもらったようです。ボンドのあとは、カレンダーや気に入った広告の絵を、直接壁に貼りまくっていました。
そして今も一番目立つところに、伯母の写真を拡大してボンドで壁に貼り付けています。
なんだか宗教みたいです。
私なら恥ずかしくて、自分の拡大写真を壁に貼り付けたりしないから、心理が理解できないのです。

ごちゃごちゃした部屋に満足そうに座って、ゴミを散らかして片付けない伯母に、ため息がでます。

そして万が一、この先、伯母がいなくなったとき、多分10年か20年後だと思いますが、その時は私も高齢者。
このたくさんの家具やガラクタをどうやって捨てたらいいのでしょうか。それを考えるとまたストレスです。
今のうちから、少しずつスッキリ整理をさせてもらえたらいいのになあ。
多分、伯母ももっと住みやすくなると思うのですが。
もちろん、それをする権限は私にはありませんので、たくさんの物を見て見ぬふりをして過ごすしかありません。