10代でギャンブルの怖さを知っていた

■ FX依存で失われた13年

最近、FX依存症(ギャンブル中毒)だった頃の記事を書いてないなあと、ふと思いました。
私の中にある優先順位がFXに関しては、かなり下の方になり、日常生活の中にFXが全く必要なくなりました。

今まではFXは稼げると思っていたのですが、今の私にとってはFXはギャンブルで怖いと頭の中の脳が変換するようになっています。

そういえば子供の頃、近所にバレエやピアノを習っていたお嬢様がいました。家が近かったので一緒に通学することもあったのですが、高校生になり久しぶりに彼女を見たときは、ヤンキーになっていて変わりように驚きました。その日以来、彼女とは一度も会うことはありません。
彼女のお父様が投資に失敗して自宅も土地も売りに出されて、彼女も高校を辞めていました。
(近所でしたので噂になっていました)

私はその時に、投資(ギャンブル)はとても怖いものだと知りました。そして絶対に手を出してはいけないものだと思っており、借金はもちろんクレジットカードさえ30代半ばまで一度も持ったことがありませんでした。

そんな私がFXに狂ってから、彼女の出来事は全く忘れていて転落するまではあっという間でした。
真面目にコツコツ貯金していた私だったのに、なぜ突然こうなったかと振り返れば私の人間としての基礎(土台)が全く出来ていないのが原因だったと思います。
家族との不和や、人間関係から逃げるためにFXに狂っていきました。

私の伯母もとてもメンタルが弱い人で、何か嫌なことや不満があると、伯母を騙そうとしている人を頼って電話をしています。
同じ血をひいているのか、どうしてダメな方にいってしまうのでしょうかね。

過酷な環境でもダメな方に行かない人はたくさんいますから、心を強くするしかないです。
この50代のうちにしっかり土台を作ってギャンブルに逃げないで、老後は穏やかに過ごしたいものです。