最近、いえ、この10年くらいかな。
いかに楽に生きるか、良い意味で適当に生きるかを考えて過ごしていました。
それは私が真面目すぎる性格だから、そう考えないと、自分を追い詰めて逃げ場を無くしてしまうからです。
毎回泣いてしまうYouTube
たまたまYouTubeを見ていたら、何年も引きこもりをしている方と向き合う塾の男性がいました。
その塾の男性の見た目はちょっと怖いですが、引きこもりの方がどんな状態でも(ひきこもりの方が暴れても)
そのままの姿を信じて、仲間だと言って、苦しみを分かちあい、根気よく話を聞いて見捨てないのです。
仕事とはいえ半端な気持ちや愛が無ければ、賢く繊細な引きこもりの方とは向き合えません。
そして何年も引きこもっていた方がたった数週間で笑顔になっているのです。
真剣に向き合うと心が通じるのですね。
苦しんだ日々
私も恥ずかしいですが、親を恨んで生きている一人です。
両親は思い通りにならないと暴力で押さえつけて、私はずいぶん苦しみました。
しかし世間からの親の評判は、一流企業にお勤めの素晴らしい素敵な両親だと言われます。
いつからか、親を恨み続ける事は苦しいだけで、挫折するばかり。
自分への得は何一つ無い事に気が付きました。
だから良い人間を演じれば、なんとなく社会に通用して生きていける。
それからは人間への不信感は消えないまま生きている感じです。
真剣って美しいな
見た目や肩書きが立派な方でも、人の痛みが分からない方はたくさんいます。
私は小さな頃から苦しんだからこそ人の痛みが分かるし、キラキラ輝かなくてもいいから、真剣に向き合って生きていきたい、本当の意味での人生の素晴らしさを気付きました。