この街が素晴らしいと思うこと

■ 50代からの資産や雑記
Doctor checking patient arterial blood pressure in hospital. Health care Concept.

叔母と同居が始まって、新しい土地で生活を始めて1年以上が過ぎました。

今はパート勤めですので国民健康保険に加入しています。そこから健康診断があったので行ってきて、結果は高血圧と貧血とその他諸々ひっかかりました。
そしたら私なんかの為に、わざわざ保健師さんが生活指導をしてくれました。
それも単純に資料を渡して数分で終わりというのは良くある話ですが、今回は2時間ほど体の仕組みや栄養などをしっかりご指導いただきました。
そして体で不安な時は、いつでも連絡くださいとまで言ってくださいました。

この年齢で独り身でしたら、叔母や親の体調は心配することはあっても、私の体調を心配してくれる人はいません。
まあ、それほど長生きしたいとも思っていませんし、自然に任せていたらいいかなとは思ってはいるものの、例えば倒れた時にすぐ死ぬのなら迷惑もかけないでしょうが、寝たきりになればやはり大迷惑をかけてしまうので、健康は大事ですね。

今まで叔母もこの街の福祉にたくさん助けられて来て、恵まれているなあと思っていましたが、私まで、この街に助けていただけるとは思いもしませんでした。

以前住んでいた街も素敵なところではありますが、良い思い出は何一つありません。
働けば働くほど毎年税金をたくさん払って、数十年過ごしてきましたが恩恵を受けることもなく。
子供の時の思い出も、小学校の担任も2年間授業をしない人でしたし、そこで学校が嫌いになり勉強につまづきました。あの時のアイツ、何で先生になったのだろうかと今でも不思議です。
それを子供たちが別の大人に訴えても誰も動いてくれなかったのですから、優しさに触れることなく過ごした街だったなと思います。

この街で50代の何もない私の体を心配してくれる人がいる。
ここに住んでよかったなあと、初めてそう感じました。