貯金をしたら嫁に行けなくなると言われた時代

■ 50代からの資産や雑記

私が20代の時は既にバブルは、はじけていました。
しかし高校生の時はテレビばかり見ていましたから、あのバブルの時代、本当にキラキラ活気あふれた、派手な時代は記憶にあります。
紫のスーツや、ボディコンを着てディスコで踊りまくる女性、そしてソバージュ。
普通のOLさんが、普通にやっていたのですから今考えたらすごいですよね。

そして私が社会に出た時は、もうその時代は終わりを迎えていました。
しかしブランド品のバックを持ったり、その辺りはまだバブルを引きずっていましたが。

会社でも女性はお茶くみ、飲み会でのお酌は当たり前のように残っていて、おじさん上司の横に座って、肩を組まれてニコニコ頑張ってお酌していた自分が、今思えば涙が出て来ます。
さらに職場で30過ぎの女性はお局様と言って、冷たい視線を送られていました。

そして、本当に迷惑な話ですが、貯金をしたら嫁に行けなくなるぞ
そう言われて、素直な私はその言葉を信じていました。
(賢い女性はもちろん貯金をしていたと思います)
男に食べさせて貰えるような女になりなさいと言った感じで、それが一番苦手だったから生きづらかったです。

せめて貯金の大事さやお金があればどれだけ素晴らしいかを、その時の人生の先輩方に教えて頂きたかったなあと思います。
その時はお金の話は汚いと言ったイメージしかありませんでしたから、お金の話をしてくださる方は残念ながら周りにはいませんでした。

しかし今の時代、本当にお金の教育が始まって、投資までもYouTubeを見れば教わる事が出来ます。
もちろん情報が多すぎて、間違った方法もあるかも知れないので、そこは大人が導いてほしいです。

令和って良い時代だな。
貯金をしたら嫁に行けなくなるぞなんて、何の根拠があってそんなくだらない事を言ったのでしょうね。
まあ50代になりましたが、素晴らしい令和を過ごさせて貰えることに感謝をしたいと思います。