ネット証券は手数料も安くてありがたい存在でもあり、しかし、やり方を間違えるととてもこわい存在でもあります。
私が投資に出会ったのは15年以上も前だったと思います。
学生の頃からコツコツ貯めていた貯金から100万円を引き出し証券会社に入金をしました。
そして投資を始めると、世の中、こんなに面白いものがあるのかと夢中になっていきました。
投資を始めたきっかけ
皆さん投資を始めたきっかけは、本当にさまざまだと思います。
2024年は新NISAが始まり、国が投資をすすめているので誰でも気軽にできる時代です。
ちなみに私が投資を始めたきっかけは、ある一冊の本からです。
当時、投資本と言えば表紙のギラギラ感が苦手だったのですが、その中に埋もれていたある本を読むと、恋にも似た感情で何度も読み返しました。
その著者は東大卒の知的で堅実な方。15年過ぎた今でも第一線で活躍されている素晴らしい方です。
しかし、段々この著者の地味な投資方法や、東大卒のレベルが高すぎる内容に、距離を持つようになっていました。
そんな時に株が儲かるよと他の人が悪魔のささやきをして、面白そうな方へ流れていったのが依存への道でした。
ビギナーズラックは危険
株を始めてすぐに起こったビギナーズラック。
最初に証券会社に入金した100万円が、3ヶ月位で400万円近くになりました。
それは楽しくて仕方がなく自分に才能があると勘違いをしてしまいました。
ましてや、自己肯定感が低く感情のコントロールが苦手な私には、ビギナーズラックは危険そのものでした。
のちに依存について学習をしたのですが、ビギナーズラックが特に危険なのは脳の仕組みにも関係しているようです。
株などで大勝ちした時は、興奮や快楽を生み出す「ドーパミン」が大量に分泌され、また興奮を得るために何度も繰り返してしまい耐性ができるそうです。
依存症になると、脳の前頭葉の機能も低下すると言われるこわい病気です。
ギャンブル依存症の方はとても普通の方たちでした
以前、たまたま勤務先の近くで依存症の講演会があると知り、少し勇気がいりましたが行ってきました。
しかし講演会に有名人やマスコミもいて、和気あいあいとした雰囲気でした。
当然、依存症の方が多数参加しているので、講演会のあとにグループに分かれて懇談をしました(個人情報は守られます)
ギャンブル依存症の方には偏見がありギラついた怖いイメージでしたが、一瞬でイメージは変わり普通の方たちでした。
私のグループは優しくて真面目な方が多く、その中に女性もいたけど明るく好印象でした。
話を深めていくと、皆さん借金を背負って苦しんでいたり病院に通院している方もいました。
幸い、私は皆さんの前では言いませんでしたが、貯金は残っているし、借金はありませんので依存症の初期くらいでしょう。
依存症の特効薬
講演会で出会った優しい方たちと話をしていたら、依存症が治る特効薬があれば、この方たちは苦しまなくて済むのにと思います。
(もしかしたら、この場に来れるだけでも救われている方かも知れませんが)
今のところ薬などは無いし、どうやって乗り越えるのでしょうか。
ただただ、他に楽しいことを見付けて、みんな依存症になる前の正常な脳に戻って欲しい気持ちになりました。

調べてみましたら自助グループに通うのも治療の一つです。自分に合うところを見付けてみるのもいいですね。
ギャンブル依存症なのに全額寄付
ネットを見ていたら芸人の「霜降り明星 粗品さん」の記事がありました。
失礼かもしれないけど、チャラチャラしているイメージでしたが、記事を、全部読み終わると涙があふれていました。
【的中馬券2400万円! 石川県・能登半島地震の被災地に、全額寄付】
ご本人は借金を抱えていらっしゃるのに、馬券で当てた2400万円を全額寄付って。
寄付の理由が、俺が持っててもしゃあないから。どうせキモい使い方して(ギャンブルに使うという意味だと思います)0円になりますからね、こういうのは寄付した方がええわと、言われたそうです。
なんだか深いなあと思います。
きっとほとんどの方が、ギャンブルなんかにお金を使いたくないのです。
まとめ
私が講演会で出会った依存症の方々たちは、本当に普通の優しい方たちでした。
そして先ほど書いた芸人の粗品さんも頭の良い優しい方だと思います。
依存症になるととても苦しいですから、依存症にらないように気を付けることは絶対に必要です。
しかし誰にでも起こり得る病気だとも思います。
だからこそ世間の皆様がそれを知って頂き、偏見が無くなりますように。
そうすれば早い段階から周りに相談出来ると思うのです。
講演会で出会った方たちが、苦しみから解放されて笑顔たくさんの日々になりますように。と切なく願いたくなるような素敵な方たちでした。